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保釈の基礎知識有名事件の保釈金

金額の決め方

保釈保証金の金額は、被告人が逃亡することのないように、被告人が「取られたら困る」と思えるような金額を裁判所がその人その人に合わせて決めます。被告人が支払える金額で、しかも返してもらえないととても困るから裁判所が指定した条件はきちんと守ろうと被告人が考えるような金額でなくてはなりません。経済の状態は人それぞれですから、いくらなら惜しいと考えるかも人それぞれです。そのため、保釈を請求しているその被告人の職業や被告事件の性質などさまざまな事情から、被告人がどれくらいの財産を持っていて、どれくらいの財産を裁判所が預かれば被告人は逃げないでくれるかを、裁判所が判断して保釈金の金額を決定するのです。

一般的な保釈の金額の相場は、だいたい150万円~200万円程度といわれています。財政的に困窮している場合などはそれよりも低くなることもありますが、たいていの事件はこのくらいの金額となります。保釈の条件を守り、無事に判決の言い渡しがあれば、納付した保釈金は全額、還付の手続きを経て保釈金を納めた人のところへ返還されます。

有名人の保釈金の例

高額の例
よくテレビや新聞などで、話題になった事件や芸能人などの被告人の保釈金の額が話題に上ることがあります。通常は200万円程度の保証金が、事件やその人の財産に応じて大幅に高くなることもあり、耳目を集めるためです。ここでは、有名人や芸能人を取り上げてみましょう。

戦後の日本で、最も高額な保釈金の金額といわれているのは、牛肉の偽装事件で詐欺や補助金適正化法違反などの罪に問われた食肉卸大手ハンナンの元会長の浅田満被告人(当時66歳)が、2004年12月、保釈金として20億円を支払ったケースです。20億円という金額を支払えること自体が、一般人からすると驚いてしまいます。

ロッキード事件の田中角栄被告人は、2億円で保釈されました。

ニッポン放送株のインサイダー取引事件で立件された村上世彰被告人は、一審の時点では5億円で保釈されました。懲役2年の実刑判決を受けたあと、控訴審において再保釈を請求して認められ、さらに2億円を上乗せする合計7億円の保釈金で保釈されました。

ライブドア事件の堀江貴文被告人は、3億円で保釈されました。後に2007年3月1日一審判決の後、5億円に増額されたため、2億円の追加納付を行ったといわれています。さらに、2008年年7月東京高裁の実刑判決後に再保釈で6億円さらに増額され、保釈されました。経済事件の保釈の場合、一般事件より金額が高めになる傾向があるようです。

自身の楽曲の著作権についての詐欺事件で立件された小室哲哉被告人は、3000万円で保釈されました。

保釈期間中に逃亡したことで有名なケースもあります。イトマン事件で特別背任罪に問われた許永中被告人が、6億円の保釈金を支払って保釈されたものの韓国へ逃亡してしまい、6億円の保釈金が全額没取となりました。没取された保釈金は国庫に帰属することになっています。

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© 2009 - 2017 Takeshi Okano

アトム法律事務所弁護士法人代表 岡野武志(第二東京弁護士会)