刑事事件に強い弁護士

保釈金(保釈保証金)とは

「保釈金(保釈保証金)とは?」
「他国の保釈金について知りたい」

勾留が続いているなどの理由で、保釈について知りたいという方へ。 保釈してもらう際に、判決までの間逃亡や証拠隠滅をしないことの担保として収めるお金が保釈金です。 保釈保証金は、保釈金の正式名称であるため、保釈金と同じものになります。

刑事事件に強い弁護士に相談して、保釈を早く実現しましょう。

保釈金の意味

保釈金とは、あなたが保釈してもらう際に、逃亡や証拠隠滅をしないことの担保として納付するお金のことです(厳密には「保釈保証金」といいますが、保釈金という表現も一般的です。ここでは、保釈金という言葉で説明します)。

保釈保証金とは別物?

保釈金と保釈保証金とは、同じものです。上に述べたように、厳密な名称は「保釈保証金」といいます。
ただ、「保釈金」という表現も一般的です。法曹関係者の間でも、「保釈金」といえば十分に通用するでしょう。

アメリカの保釈金

アメリカの刑事司法では、州によっては事件ごとの保釈金の目安が決められているようです。たとえばカリフォルニア州では、性犯罪は$25,000、過失致死罪は$100,000、強姦目的の誘拐は$1,000,000などとなっています。この例では、事件の類型によって保釈金の幅が大きく異なるのが特徴的です。日本では、事件の類型という違いだけでは、ここまで顕著な差は出ません。

保釈金を英語でいうと

保釈がbailなので、保釈保証金は、bail bondといいます。

保釈金はいくらくらい必要か

保釈される場合には、保釈金は必ず決められ、納付しなければなりません。
保釈金の額は、150万円~200万円となることが多いです。ただ、保釈金があなたの逃亡や証拠隠滅を防いで出頭を保証するのに足りる金額という観点から決められるので、事案の性質や情状、あなたの資産などを考慮して決められます。したがって、保釈金の額は、最終的にはケースバイケースです。


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