刑事事件に強い弁護士

保釈とは?保釈の定義・意味

「息子が覚醒剤で起訴されてしまったが、身柄拘束だけは解いてあげたい」
「保釈の制度について知りたい」

刑事事件で、起訴された後も勾留されており、身柄を開放して欲しいとお考えの方へ。
保釈とは、起訴された後、判決までの間、逃亡しないことの担保としてお金を納めることなどを条件として、身柄の拘束を解く制度です。

刑事事件に強い弁護士に相談して、保釈してもらい、事件を早期解決しましょう。

保釈とは?

保釈とは、起訴された後、勾留されている場合に、その身柄拘束を解くものです。
保釈されると、判決までの間、刑事施設以外の場所に住めるようになります。もっとも、保釈によって、保釈された者が逃亡するおそれは否定できません。そこで、保釈された者が判決までの間、逃亡しないことの担保として、保証金を納める必要があります。保証金は判決までの間、逃亡しなければ戻ってきます。

保釈の定義・意味

保釈を定義する規定は法令に存在しません。一般的な定義としては、保釈保証金の納付などを条件として、勾留の執行を停止し、被告人を現実の拘束状態から解く制度だという説明がされています。
では、保釈という制度はなぜ設けられているのでしょうか。
1つの説明としては、起訴後の勾留による身柄拘束は捜査段階以上に期間が長くなるため、判決までの間身柄拘束を一時的にせよ解く必要性が高くなるから、というものが挙げられます。

保釈を英語で言うと

保釈を英語でいうと、どのような言葉になるでしょうか。
保釈は、英語でいうとbailです。ただしこれは名詞です。
「保釈する」という動詞は、let (you) out on bailです。あなたが「保釈される」という場合は、be released on bailと表現します。
ちなみに、保釈保証金はbail bondです。

保釈の種類

保釈には、必ず認められる場合と、裁判官の裁量で認めてもらう場合との2通りがあります。
保釈が必ず認められる場合に当たるためには、除外事由に該当しないことが必要です。除外事由は6項目あり、被告人が判決までの間に逃亡したり証拠を隠滅したりする可能性が類型的に高いと考えられる場合を挙げたものです。この除外事由に該当してしまう場合は、裁判官の裁量で保釈を認めてもらうしかありません。


全国/24時間/無料相談予約

今すぐ電話をかける