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アトムの実績例覚せい剤で保釈の実例

事案

被告人(男性・36歳)が、駐車場に駐車中の自動車内において、覚せい剤若干量を加熱し気化させて吸引した容疑で起訴された、覚せい剤取締法違反の自白事件

被告人の事情

前科前歴はありません。飲食店を経営していました。

保釈の条件等

  • 保証金:200万円
  • 被告人の自宅に妻とともに居住すること
  • 通常の保釈条件

弁護人の保釈に向けた活動

本件では被告人が深く反省し、当初から一貫して覚せい剤を使用した事実を認め、取調べや捜査に素直に応じていました。さらに、尿検査で覚せい剤反応が既に出ており、注射器、その他の証拠も差押えられていた後でしたから、被告人には証拠を隠滅する意図も、その余地もないことを主張しました。さらに、罪証隠滅行為は絶対にしない旨の誓約書を作成・提出しました。被告人は本件被疑事実について争う意図は全くなく、覚せい剤ルートの末端に位置するに過ぎない被告人には、訴訟関係者に危害を加える動機もないことを主張しました。
 また、被告人と良好な関係にある妻と実父の2名を身元引受人とすることが適切と考え、特に妻には被告人が保釈された際、生活をともにして被告人の今後の監督をするようお願いしました。
 被告人は前科前歴がなく、本件では執行猶予判決がほぼ確実であったことや、定職・定住先・家族がありましたから、保証金を放棄してまで逃亡するメリットはありませんでした。被告人は飲食店を経営しており複数の従業員を雇用していましたが、仕事の重要部分は被告人が担当しており、他の者に代替させることができない事情がありました。店の経営が悪化すれば、従業員の給料も支払えず、妻も収入を失うことになるため、被告人の復帰が店や従業員、妻のために必要であると、強く裁判官に主張していきました。

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© 2009 - 2017 Takeshi Okano

アトム法律事務所弁護士法人代表 岡野武志(第二東京弁護士会)